Reef Magic(リーフマジック)完全ガイド|料金・内容・当日の流れを解説

ケアンズ発のグレートバリアリーフ(アウターリーフ)ツアーを調べていると、必ず名前が出てくる会社のひとつが Reef Magic(リーフマジック)です。

ケアンズから45km東のムーアリーフ(Moore Reef)に設置された自社ポンツーン(海上施設)を拠点にしています。2022年に導入された新型ポンツーンは「グレートバリアリーフで最も新しく技術的に進んだポンツーン」と称されており、設備の充実度と1日の定員数を抑えた快適さが特徴です。

筆者はケアンズの旅行会社に勤務し、Reef Magicのツアーについてお客様からよく質問をいただきます。この記事では、公式情報をもとに料金・ツアー内容・ポンツーンの設備・当日の流れ・オプションをすべて解説します。

私がReef Magicを初めて知ったときの印象としては、ケアンズ発のポンツーン付きツアーでもっとも新しいポンツーンを持つ船だということです。実際にお客様からも「新しいということは、海の環境は他の船よりも綺麗なの?」などというご質問をいただきました。

実際に乗ってみなければ、わからなかった体験談も踏まえながら、Reef Magicについて、徹底解説します。


Reef Magicの基本情報

項目内容
ポンツーン完成2022年
出発場所Reef Fleet Terminal(ケアンズ市内中心部・Cairns Marlin Jetty)
目的地ムーアリーフ(Moore Reef):ケアンズから東へ45km
移動時間片道約90分
ポンツーン滞在時間5時間(ムーアリーフのポンツーンで最長)

当日のスケジュール

時刻内容
8:15乗船開始(Reef Fleet Terminal)
8:45乗船締め切り
9:00ケアンズ出発
10:30ムーアリーフ(ポンツーン)到着
10:30〜15:30ポンツーンでフリータイム(5時間)
15:30ポンツーン出発
17:00ケアンズ帰港

出発地のReef Fleet Terminalはケアンズ市内中心部にあるため、市内ホテルからのアクセスが簡単です。市内のホテルからは5分〜25分程度で行ける距離なので、基本的には徒歩でReef Fleet Terminalまで行き、船に乗る方がほとんどです。

船に乗る前の準備について

乗船締切の時間までに行けば良いのですが、船の座席は早いもの順。船酔いしやすい方は真ん中から後方、2階の席がおすすめです。席にこだわりがある方はできるだけ早めに行きましょう。

船酔いするかどうかは、多くの方が気になるポイントですよね。

船が揺れるかどうかは、風速(波の強さに影響)を参考に事前に少し判断できます。
ケアンズやオーストラリアの天気は非常に変動が早く、数日ですぐに変わってしまうこともしばしば。なので、参考程度に天気の風速を確認して、風速が4m/s以上であれば、少し揺れが強くなる可能性があります。

以前風速が5~7m/sの日に乗ったのですが、非常に揺れました。私はあまり船酔いしないのですが、それでも少し気分が悪くなったので、船酔いしやすい方ですは少し準備をされた方がよろしいと思います。

ドラッグストアで事前に船酔いの薬を買って30分前に飲む。(船のカウンターでも売っています。)

もしくは、船のカウンターで「ジンジャータブレット」という生姜をベースにした漢方的な成分のある錠剤が無料でもらえるので、それを2粒服用するだけでも少しは楽に過ごせると思います。


ツアーに含まれるもの(追加料金なし)

Reef Magicのツアー料金には以下がすべて含まれています。

アクティビティ

  • シュノーケリング用具(マスク・フィン・ウェットスーツ上)一式
  • グラスボートツアー(インタラクティブ解説付き)
  • セミサブマリン(半潜水艦)ツアー(インタラクティブ解説付き)
  • 水中展望台(Underwater Observatory)見学・魚の餌付けショー(解説付き)
  • 移動中の船内でのマリンバイオロジー(海洋生物学)プレゼンテーション

食事・飲み物

  • ビュッフェランチ(ケアンズのレストランによる調理がされた充実のメニュー)
  • お茶・コーヒー・飲料水(終日無料)

設備利用

  • サンデッキ・サンラウンジャー
  • 淡水シャワー
  • 更衣室
  • 水中展望台

個人的に、ムーアリーフへ行くツアーのビュッフェランチで一番美味しいなと感じたのがReef Magicです。ケアンズ近辺を含む4つのポンツーン行きの船に乗って比較した中で、特に暖かい料理(私の時はカレーとクリーム系のショートパスタ)とパンが美味しかったです。


Reef Magicのポンツーン(新型・2022年導入)

Reef Magicは2022年に新型ポンツーンを導入しました。乗ってみると。施設が新しくて非常に綺麗でした。シュノーケリングの準備をする場所が階段形式になっているのが少し特徴的で、階段形式になっていることで、大人も子供も海に入りやすい設計になっていると感じました。

項目内容
面積1,003㎡以上
フロア数3層構造
定員最大450名だが、1日の上限を250名に制限
エネルギー太陽光パネル18枚+風力タービン3基で持続可能なエネルギーで稼働
特徴「グレートバリアリーフで最も新しく技術的に進んだポンツーン」

1日の上限250名の意味

グレートバリアリーフ上のポンツーンは、ゲスト数が多いほど混雑します。Reef Magicは設備上450名まで収容できますが、1日の乗客数を最大250名に抑えています。これにより、混雑を避けてゆったりと過ごせる環境を維持しています。

環境への取り組み

ポンツーンは太陽光パネル18枚と風力タービン3基を搭載し、持続可能なエネルギーで稼働しています。また、ポンツーン上に本格的な科学研究ラボを設置し、グレートバリアリーフの研究・保全プロジェクトに実際に使用されています。

実際に私たちが利用する際に直接大きな影響はないかもしれないこれらの取り組みですが、これからもグレートバリアリーフを保護しながら、私たちが見学させてもらう場所を維持していくためにも、このような取り組みをしている会社を積極的に選んで、間接的に保全プロジェクトを支援できていたら、何よりですよね。


オプションアクティビティ(別料金)

ツアー料金に含まれるアクティビティに加え、以下のオプションを追加できます。

スキューバダイビング

シュノーケリングで見られる範囲よりも深い場所で魚や珊瑚を見たい方は、スキューバダイビングをするのもおすすめです。体験ダイビングの場合、安全上の理由で、自分のカメラを持って写真を撮影をすることはできませんが、水中で待機しているカメラマンに巡り会えれば、ダイビングの様子を撮影してもらうことも可能です。より深い水中の世界を目に焼き付けましょう。

オープンウォーター(Cカード)の資格がない方でも、インストラクター付き添いでの体験ダイビングに参加できます。

資格を持っている方はファンダイビングに参加できます。資格持ちのダイビングは、体験ダイビングよりもより自由に探検が可能です。

ダイビングをする際に注意しておくべきポイントは、その後のフライト(飛行機)のスケジュールです。
もし、24時間以内にフライトがある場合は、減圧症のリスクがあるため、ダイビングに参加できない場合があります。船の会社からも説明があるので、指示に従って安全にアクティビティに参加しましょう。

ガイド付きシュノーケルツアー(Guided Snorkel Safari)

マリンバイオロジストが案内するガイド付きシュノーケルツアー。サンゴ礁や魚の名前・生態について解説を受けながら泳ぐことができます。

シュノーケリングが初めての人には、ガイド付きシュノーケルはおすすめです。泳ぎに不安があってもアポートしてもらえるのと、ガイドの人はポイントを知り尽くしたスタッフなので、ピンポイントで魚や綺麗な生き物が見える場所に案内してくれることがほとんどです。

ヘルメットダイビング(Sea Walker Helmet Diving)

水中ヘルメットを着用してサンゴ礁の上を歩く体験。泳げない方・水が怖い方でも参加できるユニークなアクティビティです。対象年齢:12〜65歳。

Reef Magicのヘルメットダイビングコースはグレートバリアリーフ最大級と称されています。

観光ヘリコプター(オプション)

ポンツーン上からヘリコプターで上空を遊覧するオプションも用意されています。

時間は10分の観光遊覧と、行き帰りをヘリコプターにするものを選択できます。


泳げない方・水が苦手な方でも楽しめる

Reef Magicは「水に入れない方でも十分楽しめる」設計になっています。水に入らずに楽しめるアクティビティがツアーに含まれています。グラスボートとセミサブマリンは運行時間が決まっていて、その時間に合わせて、並んで参加するというような仕組みです。

  • グラスボート:船底がガラス張りのボートから、サンゴ礁と魚を観察
  • セミサブマリン:半潜水艦型の乗り物で水中を移動しながら観察
  • 水中展望台:水中に設置された展望台から、魚の餌付けショーを鑑賞

この3つはすべてツアー料金に含まれているため、追加費用なしで海中の世界を体験できます。

私がReef Magicのセミサブマリンに乗った時に思った印象では、想像よりもガラスがクリアだったということです。セミサブマリンやグラスボートでは、どうしてもガラスの色や藻の影響で少し緑が勝って海が見えるような印象だったのですが、比較的綺麗に海の中が見られたので、ぜひ体験してみてください。


アクセシビリティ(バリアフリー対応)

Reef Magicは身体的なサポートが必要な方へも対応しています。

  • 船(Reef Magic III)に車椅子対応トイレ(シャワー・トイレ含む)完備
  • ベビーカー対応(スロープ・広い通路)
  • 視覚・聴覚障害のあるゲストも歓迎
  • アクセシビリティに関するご相談は予約チームへ事前連絡を推奨

料金・予約

ツアー料金(デイツアー)の具体的な金額は公式サイトで確認できます。
2026年時点の正規の料金はオフシーズンがAUD$325、ハイシーズンがAUD$360。複数の船で導入されている燃油サーチャージをReef Magicは現時点で取っていません。
オプションなどを追加する場合は、別途料金がかかります。

料金区分

  • 大人(15歳以上)
  • 子ども(4〜14歳)
  • 幼児(0〜3歳):無料(ただし予約時に人数に含める必要あり)

ファミリー割引 大人2名+子ども2名の構成で予約すると、子ども1名分が無料になります(通常期、直接予約またはエージェント経由での予約が対象)。

予約方法 様々なサイトからオンライン予約が可能です。オプションアクティビティ(ダイビング・ガイド付きシュノーケルなど)は事前予約で割引になるため、参加を検討している方は当日より事前予約がお得です。


当日の持ち物

公式サイトが案内している当日の持ち物はこちらです。

持ち物備考
帽子船上・ポンツーン上は日差しが強い
タオル必須
日焼け止め※サンゴに優しいタイプ推奨
サングラス
水着
乾いた着替え帰りの船内用
現金またはクレジットカードオプション追加・土産・バー利用に

ポンツーン上にはバー(飲み物の販売)とプロカメラマンによる写真撮影サービスもあります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 泳げなくても楽しめますか? A1. はい。グラスボート・セミサブマリン・水中展望台はすべてツアー料金に含まれており、水に入らずにサンゴ礁と魚を観察できます。

Q2. シュノーケリングは初心者でも大丈夫ですか? A2. はい。シュノーケリング用具はツアーに含まれています。初めての方向けにガイド付きシュノーケルサファリ(有料オプション)もあります。マリンバイオロジストが案内してくれます。

Q3. 子どもは参加できますか? A3. はい。ヘルメットダイビングは12〜65歳が対象ですが、それ以外のアクティビティ(シュノーケリング・グラスボート等)は年齢制限はありません。子ども料金(4〜14歳)・幼児無料の設定があります。

Q4. 船酔いが心配です。 A4. ケアンズからムーアリーフまでの航行は片道約90分です。高速モーターカタマランが使用されています。心配な方は乗船前に酔い止め薬を服用しておくことをおすすめします。

Q5. ダイビングのオプションは事前予約が必要ですか? A5. 当日の申し込みも可能ですが、事前オンライン予約でAUD 20の割引になります(ダイビングの場合)。また、オプション枠には限りがあるため、希望する方は事前予約がおすすめです。

Q6. 何歳からヘルメットダイビングができますか? A6. 対象年齢は12〜65歳です。


まとめ:Reef Magicはこんな人におすすめ

  • グレートバリアリーフへ日帰りで行きたい
  • 1日の定員を抑えた(最大250名)ゆったりした環境を好む
  • シュノーケリングだけでなく、水中展望台・セミサブマリン・グラスボートもセットで体験したい
  • 泳げない方・水が苦手な方も一緒に参加するグループ
  • 食事にもこだわりたい(Ochre Restaurantのビュッフェランチ)
  • 持続可能な環境への配慮がある会社を選びたい

ぜひReef Magicで楽しいグレートバリアリーフの旅の思い出を作ってください。

2026年1月よりケアンズ暮らし。ケアンズの旅行会社で、観光ツアーのプラン提案を担当しています。旅行会社の中の人だから書ける、ケアンズの"ガイドブックには載らない一次情報"をお届けします。

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