ケアンズ ワーホリの仕事探し体験談|旅行会社で働いた私が伝えるリアルな探し方

ワーキングホリデー

「ケアンズでワーホリの仕事、どうやって探せばいいですか?」ワーホリで来た当初、私自身も同じ疑問を持っていました。

私は2026年1月にワーホリでケアンズに来て、6月までの半年間、現地の旅行会社でツアープランの提案を担当していました(現在はシドニーに拠点を移しています)。この記事では、私自身の就活経験と、現場で見聞きしたリアルな仕事探しの方法をご紹介します。

ケアンズは仕事探しをするのに向いている街?

ケアンズは観光業が盛んな街で、ホスピタリティ(接客・飲食・ホテル)業界の求人が比較的多いのが特徴です。日本人観光客も多いため、日本語を活かせる求人が見つかることもあります。一方で人気の街でもあるため、時期によっては応募が集中することもあります。

ケアンズならではの制度:セカンドビザとの関係

ワーホリ(417ビザ)には、規定の「specified work(特定の労働)」を一定期間行うことで、2年目・3年目のビザを取得できる制度があります。オーストラリア移民局(Department of Home Affairs)の公式情報によると、2021年6月22日以降、北部オーストラリア(Northern Australia)・リモート地域・超リモート地域における「観光・ホスピタリティ業」の仕事も、この特定の労働として認められる対象に加わりました。ケアンズは北部オーストラリアに含まれる地域のため、条件を満たせば、この特典を活用できる可能性があります。

私も実際に観光業で88日以上働き、セカンドビザを申請して、すぐに許可が降りました。

ただし、対象となるかどうかは勤務先の郵便番号(postcode)によって細かく定められているため、必ず移民局の公式サイトで対象地域・対象期間を確認してください。この記事では制度の存在をご紹介するにとどめ、詳細なセカンドビザの取得体験は別記事でお伝えする予定です。

主な仕事の探し方

1. 求人サイトを使う

Seekは、ケアンズのホスピタリティ・観光業の求人を探す際によく使われるサイトです。ケアンズ地域のホスピタリティ・観光業カテゴリがあり、ウェイター・バリスタ・キッチンハンドなどの求人が掲載されています。Indeedも同様に幅広い業種の求人を扱っています。

大手のホテルなどは、オンラインでの応募しか受け付けていないというところもありました。

2. Facebookグループを活用する

ケアンズの日本人グループや「Jobs in Cairns」のような地域特化型のFacebookグループでは、求人サイトに載る前の情報が流れることもあります。ワーホリ経験者の間では定番の情報源のひとつです。

ケアンズは本当にホスピタリティ関連で職探しをしている人が集中している街なので、可能性は高くないかもしれませんが、とにかく応募を進める上では、活用するしかありません。

個人的には日本人のグループであれば、自分の状況についてできるだけ詳しく、日本語で投稿することをおすすめします。

3. 直接応募(ウォークイン)

ケアンズの仕事探しは、直接応募が最も有効です。

ケアンズに来る前に、仕事を事前にゲットして、、というのはホスピタリティや観光業ではほとんどありません。雇う人からすると、ケアンズに本当に来るかどうかわからない人よりも、すでに到着している人を優先したいので、経験があったとしても、到着が最優先だと考えます。

実際に、私が働いた旅行会社もケアンズ外からのオンライン応募では面接にまでも至りませんでした。
また、とある他の旅行会社も面接の候補者を到着している人のみに限定していました。

特に飲食・宿泊業では、店舗に直接履歴書を持って訪問する「ウォークイン」も今でも有効な方法です。忙しくない時間帯を見計らって、伺うのがコツです。

仕事を探していることだけでなく、例えばここのコーヒーがすごく好きで、前に来た時にとても良い体験をして、などというような小話を邪魔にならない程度に入れることをおすすめします。

また、できるだけマネージャーにレジュメを渡すことをおすすめします。もし本当に受かりたい場所でマネージャーがいないと言われたら、また出直しますと言っても良いと思います。

私が旅行会社にレジュメを持って行った時には、奥にいたマネージャーのところまで当時なぜか自然と進んでしまい、手渡しができたことで、結果的に覚えてくれていて、採用につながりました。

毎回レジュメを渡しに来る候補者の方の中でも、私に渡した人とマネージャーに渡した人で面接につながる確率が圧倒的に違うのを感じていました。レジュメの量が本当に多いので、全てにマネージャーが丁寧に目を通すことはほとんどありませんでした。

4. シェアハウスやホステルのコミュニティ

住んでいるシェアハウスやホステルの掲示板・コミュニティは、思わぬ求人情報の宝庫です。実際に働いている人からの紹介は、書類選考なしで話が進むこともあります。

ケアンズシティにあるバックパッカーホステルでは、無料で住みながらそこで働いて給料ももらっているという方もいました。

旅行会社で働く立場から見た「採用されやすい人」の傾向

現場で採用に関わる中で感じていたのは、次のような傾向です。飲食業界のよく聞く話も含めて、記載しています。

  • 長くケアンズに残るか(ビザの残存期間)を気にする採用担当者が本当に多い
  • 英語力よりも「明るく前向きな姿勢」が評価されやすい
  • 接客・飲食経験があると即戦力として見られやすい
  • ホテルや観光系の仕事の経験があると、観光業には有利
  • 飲食はRSA、ツアーガイドは運転免許があるかどうかも重視される
  • 面接に来る服装・時間厳守など基本的なマナーは意外と見られている

仕事探しの前に準備しておきたいこと

  • 英語の履歴書(Resume)とカバーレターのテンプレートを事前に用意しておく
  • TFN(Tax File Number、税番号)は働き始める前にオンライン申請しておく
  • 銀行口座の開設は到着後早めに済ませておくとスムーズ

筆者のケアンズでの仕事探し体験談

私がケアンズで仕事を探した理由は、ワーホリのビザを2年目に延長するためで、ビザの残存期間がちょうど5ヶ月の時にケアンズに移動しました。

ケアンズに到着した時の状況

セカンドビザを取得するにあたって必要な就労日数は88日、フルタイムで働けば約3ヶ月だったので、移動する前は5ヶ月もあれば、十分間に合うと思い、移動しました。

1月の雨季真っ只中にケアンズに到着し、着いた当時には、しばらくケアンズに住んでいる方や他のワーホリの方々にも今は本当に仕事がないよと言われました。

ケアンズでの仕事探しの過程

ケアンズでの仕事探しは予想以上に難航しました。

シドニーでは1週間で仕事が見つかったところ、ケアンズでは3週間ほどかかり、都市移動を本気で考えました。

ケアンズに到着するまでのオンライン応募は約20件ほど。ケアンズに到着してからのレジュメ配りも20件以上は回りました。

FaceBookのグループにも仕事探しをしている投稿をして、SNSでも仕事探しについての情報を集めたり、発信をしました。

最終的に仕事が見つかった方法

私が最終的に仕事を見つけた方法はthreads経由の人の紹介でした。

threadsで仕事探しをしている投稿をした際にコメントをくれた方はあるホテルのマネージャーで、ホテルのハウスキーピングの仕事のトライアルに呼んでいただきました。

しかし、予想以上に力仕事で、3ヶ月続けられる自分が全く想像つかず、非常に申し訳ない思いを伝えた上で、辞退をしました。

しばらくして、応募していた旅行会社から面接の連絡が来て、無事採用されたのですが、実はトライアルに行ったホテルがその旅行会社の関連会社で、連絡をくれたマネージャーが話を通してくれたおかげで入社できました。

ケアンズに来る前に、航空会社で勤務していた経験を見て、旅行会社の方が私に合うだろうとのことでご厚意で紹介をしてくれていました。

旅行会社の仕事を始めてから、わかったのですが、ほぼ毎日オフィスにレジュメを渡しに来る人がいて、分厚いレジュメの山がありました。その中から1つのポジションをいただくのは本当にご縁なしでは難しかったと感じます。

結果的にthreadsでの投稿をしなければ、ホテルのマネージャーとも出会うことはなく、旅行会社で働けていなかったかもしれません。私が働いた会社には、紙のレジュメ配り、メール送付、マネージャーからの紹介3つのアプローチをした上で、入社できたのですが、振り返ると入社できた理由のほとんどがマネージャーからの紹介だったと思います。

ケアンズについてからわかったこと

私と同じように、ケアンズでセカンドビザ取得を目指している人に向けて、ケアンズについてからわかったことをまとめてみます。

  • ケアンズでは、観光系(旅行会社・船の運行会社)などの仕事もセカンドビザ申請の対象となっている。
  • お土産屋さんは観光系には含まれず、セカンドビザ申請はできない
  • ホスピタリティ系の仕事でフルタイムで仕事をくれる場所はなかなかないので、レストランやカフェの仕事は掛け持ちをしている人が多い
  • ビザの残存期間4ヶ月以上ないと、ケアンズで仕事探しから始めて88日のペイスリップをもらうのはかなり厳しい
  • セカンドサードホスピタリティが対象の都市ということもあり、都市の規模に対するバックパッカーが非常に多く、職探しは年中簡単ではない
  • もし仕事探しをスキップして、すぐに働き始めたい、88日ぴったりで終わらせたい人は、ファームに行くのがおすすめ。(ケアンズから近いInnisfailという場所にあるバナナファームに行っていた友達はしっかりお給料ももらえて、ほぼ3ヶ月で終了していました。)
  • 「今は仕事ないよ」を鵜呑みにしてはいけない→閑散期、繁忙期はあるものの、仕事を求めて都市移動する人の数も変動するので、仕事探しの難易度はそこまで変動しない。とにかく、自分ができることを全て尽くすこと、あとは自分を追い込みすぎないことが大切です⚪︎

よくある質問(FAQ)

Q1. 英語に自信がなくても仕事は見つかりますか?
A1. ホスピタリティ業界では、明るさや前向きな姿勢を評価してもらえることも多いと感じていますが、「英語に自信がない」「英語ができません」という姿勢よりも、「英語も含めて、できるだけ早く習得する!」という気持ちが大事だと思います。

Q2. ケアンズで人気の職種は何ですか?
A2. カフェ・レストランのホール・キッチンハンド、ホテルのハウスキーピングなど、観光業関連の職種が多い印象です。

Q3. 仕事はどれくらいで見つかりますか?
A3. 私は3週間ほどかかりました。1ヶ月でやっと見つかったという人も少なくないです。時期や職種によりますが、複数の方法を並行して動くことで見つかりやすくなります。

まとめ

ケアンズでのワーホリの仕事探しは、求人サイト・SNS・直接応募・現地コミュニティなど複数の手段を組み合わせるのがコツです。北部オーストラリアならではのビザ制度もあるため、興味のある方は移民局の公式情報も確認してみてください。

※本記事のビザ関連情報は2026年時点の移民局公式情報をもとにしていますが、制度は変更されることがあります。必ず最新情報をhttps://immi.homeaffairs.gov.au でご確認ください。

Libu

2026年1月から6月までケアンズ暮らし。ケアンズの旅行会社で、観光ツアーのプラン提案を担当していました。旅行会社の中の人だったから書ける、ケアンズの"ガイドブックには載らない一次情報"をお届けします。

Libuをフォローする
ワーキングホリデー
Libuをフォローする

コメント